08編 メインメニュー
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超兵器 アプサラスの存在を察知した地球連邦政府
その情報を収集する目的で情報部所属のアリス・ミラーがコジマ大隊に派遣されます。
アプサラスのパイロットと接触があったシロー・アマダに近づき、あらゆる手を使ってシロー・アマダから情報を聞き出そうとします。
アリス・ミラーはシローと違って過去の出来事によって自分を屈折させてしまっていて、シロー・アマダのように過去に惑わされず素直に行動し、まわりも巻き込んで信頼を得ている姿に一瞬 困惑してしまいます。
アリス・ミラーとシロー・アマダの違いとは? アリス・ミラーはどの様な過去を引きずっているのでしょう?
アリス・ミラーはジオン公国を強く強く憎んでいます。
ジオン公国を「人の皮を被った獣」とまで称したアリス・ミラーですがそれには理由があるのです。
シロー・アマダもジオン公国を憎んでいます。
それは、自分が生まれ育った場所 サイド2 8バンチ「アイランド・イフィッシュ」がジオン公国のブリティッシュ作戦によって奪取され、そのまま地球に突き立てられたのです。
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落下していくアイランド・イフィッシュ
ブリティッシュ作戦の象徴です。 |
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生まれ故郷が一年戦争開戦のシンボルとなってしまったのです。
はっきり言って屈辱であったと思います。
一方アリス・ミラーはと言うと、振り返りたくもない過去があります。
実は、アリス・ミラーもジオン公国の人間と恋におちていたのです。
信じ信じぬいた挙句 その気持ちを裏切られた過去を持っているのです。
そこからアリス・ミラーはジオン公国を徹底的に憎み、本当の自分の姿をねじ曲げてまでも冷徹に、手段も選ばずに、徹底的に情報部の仕事に従事しているのです。
それが今のアリス・ミラーを支えている唯一の物だったのかもしれません。
同じ境遇のシローとアリス
アプサラスの射爆場でアプサラスと交戦中に行方不明になったシロー・アマダ
この事により、当時の最新鋭モビルスーツ「陸戦型ガンダム」をジオン公国に引き渡そうとしたのではないか?と言う疑いを掛けられてしまいます。
実は、アプサラスのパイロット アイナ・サハリンに恋心を抱き、九死に一生を得て共に生還しただけなのですが、アリス・ミラーはそれが色仕掛けを使ったジオン公国の常套手段だ としてシロー・アマダに忠告します。
本来なら敵が目の前にいる訳なので共に生還はあってはならない事なのです。
しかし、シロー・アマダは自分の故郷を奪ったジオン公国にも良い人間がいると言う揺るぎのない態度をとり 過去は過去 今の自分は今の自分であって自分に出来ることをやろうとする前向きな気持ちは素直で、スパイ容疑の審問会でも堂々とその事を語ります。
キレイごとを言うシロー・アマダを見て笑止するアリス・ミラーでしたが、アリス・ミラーには理解し難い事が起こります。
08小隊員からの信頼
ジオンのパイロットに恋をしているというあってはならない事はコジマ大隊では周知の事実。
しかもスパイ容疑まで掛けられたシロー・アマダでしたが、そんなシローに対し08小隊の隊員たちは絶対の信頼を置いていたのです。
なぜ?・・・ アリス・ミラーの中に戸惑いが生まれました。
アマちゃんとまで称されたシロー・アマダはその理想論を現実にしてきた過去があり、故郷を失った辛さはあったはずですが、それでも常に前を向いて生きているのです。
それに対し アリス・ミラーは自分が経験した過去によって自分自身を歪め、本来の自分を見失っているのです。
地球連邦内でも敵が多かったと言われているアリス・ミラーですが、それは過去をぬぐいきれない自分に原因があるのです。
同じような境遇でありながら、仲間と呼べる存在もいるシロー・アマダに対し、一瞬戸惑いを感じてしまいました。
生存率38%という極めて難しい任務に駆り出されようとしていた08小隊は、シロー・アマダへの信頼の元、一人として欠けることなく作戦行動を開始します。
08小隊を乗せたミデアを見送りつつ、アリス・ミラーは何を思ったのでしょう?
本来の自由な自分と向き合おうとする事を選んだのでしょうか?
アリス・ミラーは自分が持つことが出来ていないシロー・アマダの様な純粋で素直で前向きな姿を きっとうらやましく思ったに違いありません。
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アリス・ミラーはこのシリーズに登場します。
劇場版 第08MS小隊 ミラーズ・レポート |
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